アラスカ氷河の魅力
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氷の種類

現在市場にある氷には
(1) 天然氷:寒冷な気候を利用して作った氷
(2) 人工氷: 製氷機で作った氷
とあるが、大部分は人工氷で、(略)ある。
出典:長岡順吉著「冷凍の原理とその応用」

天然氷

天然氷の詳細は下記のウィキペディアの記述を参考にされたい。
天然氷は、アメリカのボストン氷や、中川嘉兵衛の函館氷が有名である。世界で初めて天然氷の採氷、蔵氷、販売事業を起こしたのは、米国人フレデリック・テューダー(英語版)で、文化2年(1805年)のことである。この天然氷がアメリカ合衆国ボストンから世界中に輸出され、日本では横浜港に陸揚げされた。輸入品であり高価で、しかも融解率が高いために、国内でも天然氷の製造が始まり、中川嘉兵衛の製氷会社が、函館・五稜郭で採取した氷が横浜まで輸送・販売された。明治5年(1872年)以降は輸入氷を凌駕していく。

天然氷の時代は、明治20年代がピークで、冷凍機の導入と、機械製氷が主流となり、明治30年代以降、天然氷は衰退に向かう。
略:現在、日本で天然氷を製造している蔵元は、関東周辺では栃木県に3か所、長野県に1か所、山梨県に2か所、埼玉県に1か所ある。以下に記す。

栃木県日光市
『三ツ星氷室』(1877年頃創業)
『松月氷室』(1894年創業)
『四代目徳次郎』(1900年初頭創業)
埼玉県長瀞町
『阿左美冷蔵』(1890年創業)
長野県軽井沢町
『渡辺商会』(1886年創業)
山梨県
山中湖村『不二』(2013年創業)
北杜市『八義』(2014年創業)
出典:ウィキペディア「天然氷」

明治時代中期にかけてボストン氷、函館氷は非常に高価で取引されたことから、全国各地で天然氷は製造され、販売されましたが、
不衛生な製造方法、汚染した原水で天然氷を製造する業者が増え、食中毒が頻発するようになって天然氷は信用を失い、
政府による行政指導、氷の製造および販売に許認可の取得が必要になったことと、
安価に人工氷ができるようになったことにより、天然氷の生産は急速に廃れていき、現在に至っています。

氷河の氷

真の意味の天然氷は氷河の氷と言えるかもしれません。
いわゆる天然氷は沢水、湧水、地下水を野ざらしの人工の池に引き込み、天然の寒気で凍結させていますが、
山野の枯れ葉、埃、雨水を品質を守っるために絶やすことなく清掃しなければならず、多くの人の手が掛かっているからです。
その点氷河の氷は、寒冷地に降り積もった雪が長い年月の末に氷となったものであり、採氷以外一切人間の手によりなっていません。
アラスカ氷河の氷 アラスカ氷河の氷
氷河の氷については、当社「氷販売店」のサイト氷河の氷を参考にしてください。
当社は2004年に楽天市場に出店した際、南極の氷とアラスカ氷河の氷を目玉商品として販売しましたが、
南極氷河の氷は直ぐ完売し、現在はアラスカから輸入した氷河の氷を販売しています。
日本では南極の氷は人気があり、入手に手を尽くしましたが、南極条約により商業利用ができないため入手できず、
外洋に漂流している氷山であれば南極条約に抵触せず、放置すればとけて消えてしまうのもなので、
クレーン付きの船で引き揚げてくれないかと、水産漁業関係者に問い合わせましたが、
船がアミエビ漁等に特化しており、南氷洋は荒海で危険であるため出来ないと断られています。
もし関係者で良い情報がございましたら、一報を入れて頂けましたら幸いです。

天然水の氷

近年かき氷ブームは衰えを知らず特に日光、秩父などの天然氷はマスコミに多く取り上げられ行列ができるほど人気が高い。
天然氷は自然の冷気により凍結させるため年に2度前後しか採氷できず、貴重性が高いこと、非常にゆっくり凍るためまろやかで口どけが良いとされている。
しかしリピーターの多くが口にする天然氷はなめらかで、まろやかな甘みを感じるとの感想は、水道水に馴れ親しんだ人が渓流の天然水や湧水を飲んだ時に漏らす感想に似ている。
天然氷の美味しさも実は自然の冷気のみで凍結されたからというより、水道水ではなく天然水を長時間かけて結氷させているからに他ならないのではないか。
当社はこの仮説をもとに製氷メーカーに天然水を凍結依頼し「富士天然水の氷」として販売し評価を得ている。
当社は「富士天然氷」の商品化に尽力し、商標登録し販売したが訳あって、現在は「富士天然水の氷」を販売している。
富士天然氷 富士天然氷 富士天然水の氷

人工氷

人工氷の詳細は当社「氷販売店」のサイト氷・純氷についてをご覧ください。