天 然氷も扱っていた老舗の氷屋です。
オールシーズン、氷、かき氷用品、
ドライアイスを販売しておりますので、
覗いてみてください。
地元三重県地場産品も多数扱っています。

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氷河の氷



氷河の氷には、主に北極圏産と、南極圏産の2種類が存在します。
日本では「南極物語」や、昭和基地の影響で、南極の氷が有名ですが、
人気を博したTVドラマ、「ラスト・クリスマス」で“オーロラを見た恋人たちは必ず幸せになれる”と、
話題になったカナダ、イエローナイフのお土産の氷も、
あのタイタニック号を沈没させたカナダ、ニューファンドランド沖の巨大氷山も、
北大西洋に流れ出した北極圏産の氷河の氷の一部でした。

氷河の氷とは、何百年、何千年、何万年と雪が降り積もり、
その重みで雪が硬く圧縮され、氷となった天然の氷です。
このとき雪中の空気は気泡となって氷中に閉じ込められ、
氷が形成された当時の大気が保存されているので、
氷河の氷が「大気のタイムカプセル」と呼ばれる由縁となっています。

この気泡の中の空気は雪の重みで圧縮され、高圧となっているため、
飲み物の中で融けて気泡が弾けるとき,パチパチと音がします。
太古の風が解き放たれた音といっていいでしょう。
日本には古来、詩歌能狂言などを通じ、滔々と流れる雄大な時間の流れを慈しみ、 めでる習慣があるように思います。
そんな日本人の心に訴えかけてくる氷河の氷は、人間だけに許された、最高に贅沢な小道具かもしれません。

弊社がアラスカ氷河の氷を輸入した経緯は、2004年インターネット通販事業を立ち上げるに際し、
南極と、アラスカの両極の氷河の氷を目玉商品に選びました。
1つのグラスに南極の氷と、北極の氷をいれて、オンザロックを楽しむ、
「世界でも類例が無い究極のオンザロック」に夢を感じたからです。
このヒントになったのが、当時ネットで検索していた際見つけた、 ショート・ファンタジー、一口話のような童話でした。
内容は南極の氷と北極の氷が恋に落ちて巡り逢う約束をするのですが、
長旅の末、赤道付近で互いに融けて消えて、悲恋に終わるという内容でした。
それなら私がグラスの中で恋を実らせてあげよう。
これが「世界でも類例が無い究極のオンザロック」の発想の素となりました。
しかし調査していただいた結果、国内の在庫は限られており、すぐに完売するのは目に見えておりました。
ジェトロにも相談に行きましたが、最終的にインターネットの日本語のページでの検索では当時見つからず、
英語での検索で今回の会社を発見いたしました。
この会社の親会社はアラスカ州アンカレッジでミネラルウオーターの製造販売をしており、
ホームページの取扱商品欄の末尾にGlacier ice「氷河の氷」とあって連絡を取ったわけです。
勿論、販売先はアメリカ本土を対象にしていたようで、日本から突然オファーがあり驚いたようです。
因縁といいましょうか、子会社のGlacier ice Company(その名も「氷河の氷社」)の社長
Mr. Scott Lindquistは日本向けに子持ち昆布を採っていた元漁師でした。

1989年にアラスカ沖で、タンカーが座礁し原油4万キロリットルが流出した事故があったことを覚えておいででしょうか。
この事故の影響で彼の漁場は壊滅的な被害にあり、職を失い、 ミネラルウオーター製造会社に再就職したのです。
彼の日本に対する親近感と、間に入ってくれた通訳の方の人柄がなければ、 このビジネスは成功しなかったと思います。



註:子持ち昆布とは昆布が生い茂る海域でニシンが産卵し昆布の表面にびっしりニシンの卵が貼り付いた昆布を、
塩漬けにした珍味です。近年天然ものは少なく、人工的なものが多く販売されています。
産卵前のニシンの卵を塩漬けしたものは有名な縁起物「数の子」です。

アラスカ氷河の氷

アラスカ州政府から採取を許可された氷河の氷は現地ではtidewater glacierと言い、
日本で言う流氷に近いもので、山岳地帯の氷河(glacier)の氷とは明確に区別しております。
環境破壊に厳しいアラスカ州政府は山岳地帯の氷河(glacier)の氷を重機で採取することを許していません。

世界でおびただしい数の氷河は存在し、
(アラスカだけで100,000を超える氷河が存在するといわれています。)
観光地などではお客様に振る舞い、人気を博しているところも多いようですが、
食品許可を取り正式に販売しているところは、ホームページ検索で探した限り、
アラスカのGlacier Ice Companyしかありませんでした。
(Glacier Iceというブランド名の氷で、実は一般的な製氷装置で生産された氷であったり、
氷河地帯の湧き水を製氷器にパックし、フリーザーで凍らせると氷河の氷が出来るという商品はありましたが。)
また幾つかの国で氷河の氷の採取権を与えていますが、
事業として成り立っているのは、Glacier Ice Companyくらいしかないようです。



氷河の氷は、船上で表面の氷をそぎ落とし、洗浄した後、数百キログラムの氷塊に切り分け、
シートに包まれ、トートと呼ばれる厚手の段ボール箱に入れて40フィートの大型冷凍コンテナーで10トンほど運ばれてきました。
(トートバックはもともと氷を持ち運びする袋を意味しますが、
今回は厚手の段ボール箱でしたが、彼らはトートと呼んでいました。)

現在もアラスカ州アンカレッジ
(アラスカ州最大の都市でありながら、ロケーションがよければオーロラを見ることができます。)
のEast International Airport Roadにある同社のショップで、
10ポンド入りの氷河の氷がChip of the Icebergという商品名で販売されています。

アラスカ州国際貿易理事の推薦状と、輸入許可申請時に提出した書類の一部を添付致します。
厚生省担当官との交渉で分かった事ですが、
2003年の食品衛生法改正後、初めての氷河の氷輸入の事例ということで、
審査基準を定めることからはじめなければなりませんでした。
前例がないからと当初全く相手にしてもらえず、実に1年有余か月の末、2005年9月6日に許可が下りました。





Glacier ice Company社長 Mr. Scott Lindquistが我社に提出してきた商品説明の要約は以下のとおりです。

ブランド名:Chip of the Iceberg
製造社名:Glacier ice Company
採取場所:アラスカ湾の内海、プリンスウィリアム湾(Prince William Sound)
採取する氷河の名称:Prince William Soundに流れ落ちる3つの氷河
Cascade Glacier Coxe Glacier Barry Glacier

製造工程の詳細:プリンスウィリアム湾でできる限り新鮮な氷河の氷を探し、
エーテルチェーンかチタンナイロンの組みひもで引き上げる。
一度、船上で不純物が入ってない氷かどうか完全に検査し、
合格したら真水で洗浄し、氷の外側3インチを取り去り、
その後精製した水で洗って、完全に海水の塩分を取り除く。
次に、電動チェーンソーで氷を切断し、殺菌したシートに包み、
冷凍トラックでアンカレッジに運ぶ。
次に、工場で3%の過酸化水素で殺菌したパレットの上に氷を置き、
小さいサイズに切り分け、クリーンルームのオゾンガスで満たされた水槽に移し、砕氷、袋詰めする。
容器包装 典型的なアメリカの包装氷である、容量10ポンドの製品であり、
殺菌された厚めのプラスティック製の袋に入っている。

輸入時に我社に適用された法規制は以下のとおり。
ミネラルウォーターで最も厳しい、ろ過、殺菌処理をしていないミネラルウォーターに関する食品衛生基準
氷雪の食品安全基準に基づく氷雪販売許認可